古語の「いだす」の活用は?
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「いだす」の活用について
活用は {さ/し/す/す/せ/せ} となります。これは、(外へ)出すという意味を示します。出典は『竹取物語』のかぐや姫の生い立ちの中での使用が見られます。
また、「行かせる」という意味での用例は『枕草子』に見られます。
さらに、「提出する」「差し出す」などの意味でも使われます。
他には、
④ 引き起こすこと、
⑤ 口に出すこと、
⑥ 出すこと、のように解釈されます。
活用 {さ/し/す/す/せ/せ} は、動詞の連用形に付随し、外に向かって行う、または外に表出する意を表しています。